今回は「フォークリフト」の免許についてです。

フォークリフトは、建設業・運送業・倉庫業など仕事やバイトでも活躍する有力資格となります。

2020年5月現在、「フォークリフト バイト 東京」で検索すると以下の条件が平均として出て来ます。

・正社員…25〜30万円/月

・非正規…1,500円以上/時(長期)

フォークリフトは先もお話しした通り、“要資格作業”と成ります。無資格者の作業は法律で禁じられており、違反すると罰せられます。

では、どの様な資格が実際有るのでしょうか?

【フォークリフト資格】

・フォークリフト運転特別教育

平均費用は15,000円。学科1日と実技1日の計2日間。

1t未満の荷物まで乗せられるフォークリフトに乗れます。但し、このサイズのフォークリフトは余り仕事先には無い為、「取ったはいいが乗れない。」可能性が有ります。

・フォークリフト運転技能講習

1.自動車免許+特別教育(実務経験3ヶ月以上)保有の場合

費用平均は20,000円。学科1日と実技1日の計2日間。

2.自動車免許保有の場合

費用平均は41,000円。学科1日と実技3日の計4日間。

3.上記以外

費用平均は、46,000円。学科2日と実技5日の計2日間。

荷物の重さ1t以上の物を乗せられるフォークリフトを運転できます。つまり、上限無しです。

この様に資格の違いがシンプルな為、扱う現場では“1t以上”を置くのが主流となります。特別教育の習得は、特別教育と技能講習の双方を2日間で終わらせる為など、別途目的が有ると活用できますが、その際は“会社の経験証明書”が必要です。

上記2資格を習得せずに作業をした場合、労働安全衛生法を根拠に罰せられます。

「6ヶ月以下の懲役、若しくは50万円以下の罰金」が科せられます。

【フォークリフトの種類】

フォークリフトは様々な形が有りますが、今回上記業種での作業と言う事で2種類に限定して話し進めます。

1.カウンター(バランス)フォークリフト

【カウンターバランスフォークリフト】
【座席】

座席に座るタイプです。高重量を荷揚げする場合は、こちらのタイプが使われます。

足元には、アクセルとブレーキ。

手元は右から以下の通りとなります。

・チルトレバー…爪の角度調整(ボタンで水平位置に調整)

・リフトレバー…爪の上げ下げ

・ハンドル

・走行レバー…前後の走行方向決定

2.リーチフォークリフト

【リーチフォークリフト】
【座席】

立って運転するタイプです。倉庫など狭い所で、比較的軽い軽い荷物を扱う時に使用します。

足元はアクセルのみ。話すとブレーキ減速します。

手元は右から以下の通りとなります。

・走行レバー…前後の走行方向決定

・リフトレバー…爪の上げ下げ

・チルトレバー…爪の角度調整

・リーチレバー爪の前後出し入れ

・ハンドル

リーチフォークは、操作レバーが1つ追加されており、より細かな作業ができます。

それは、爪の部分が前後に動く事!

狭くぴったり作られた某COS○COの倉庫では、凄く綺麗に上の段にまで並べられています。それを可能にするのが、このリーチフォークです。

また、リーチフォークの方がより高い所まで荷物をあげられます。

ですので、片方の経験がそのまま活きるかと言うとそうではないと言わざるを得ません。仕事をする際は、そこのフォークリフトがどちらのタイプかよく確認しましょう。


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