パニック障害について、自分でまとめた内容を記載していきたいと思います。
先ず、「パニック障害」とは?
パニック障害は、うつ病と同様によく認められる病気ですが、はじめから「パニック障害」であると考えて病院を受診する方は少ない様です。
突然おこる動悸、息苦しさ、呼吸困難、吐き気などにより内科などに受診するケースが多く認めます。
下記の①と②にあげる状況で、その下の症状が4項目以上あてはまれば、パニック障害と疑われます。
①反復性に突然おこる。特別な状況で起こるわけではない。
②突発的に起こり、数分間は以下の症状がおこる。
【自律神経系の症状】
- 動悸がする(胸がどきどきする)
- 発汗
- 震え
- 口渇
【胸部、腹部の症状】
- 呼吸困難
- 窒息感
- 胸部の痛み、不快感
- 吐き気
【精神状態メンタル面】
- めまい、ふらふらする
- 物事に現実味がない
- 自制ができない、気を失うという恐れ
- 死ぬのではという恐怖感
【全身的な症状】
- 寒気あるいは紅潮する
- しびれ感、チクチクする痛みの感覚
疑わしい場合は、出来るだけ早く専門医の診療を受けましょう。
更に以上の症状から、「中等度」若しくは「重度」の2パターンで診断されます。病院によっては「軽度」も存在します。
ですので自身で判断はせず、専門家の診察診療を受ける事を強くお勧めします。
また、パニック障害には以下の3種類が存在します。
【パニック発作】
・心臓のドキドキがはっきり感じられるほど強くなる。
・呼吸が速まり、息ができない感じがする。
・胸に痛みを感じる。
・冷や汗が出たり、からだがふるえたりする。
・めまいやふらつきが起こる。
・からだがふわふわしたり、頭がぼんやりする。
・吐き気や腹部などに不快な感じがする。
以上が症状であり、30-60分続く事がある。直ぐ再発の波が来る事も。
【予期不安】
もう一度発作が起きるかもと言う恐怖から再発すること。発作に対する恐怖。
【広場恐怖】
一度成った場所で発作の記憶が蘇り再発すること。対人や対場所、空間で記憶が蘇る。
ですので、ふっとした波が訪れ発作が起きてしまう事もあり、周囲の人間はそれを踏まえて気遣ってあげる事が望ましいでしょう。
では、どの様な病院にかかれば良いのでしょう?
それは「労災に関する指定病院」です。
指定には行政からの許可を得る事が必要であり、審査通過後も業務確認が入る為か診療内容の評価が高い所が多く見受けられます。
また、「女性への丁寧な対応があるか?」もチェックポイントです。
近年は精神的にも肉体的にも追い詰められ、診療を受ける女性も多くいらっしゃいます。そのプライベートを守った上で治療をする環境があるか?そこが大事なポイントだと思います。